どなたにも好まれる穏やかな味
原料の茶葉の生産地は主に静岡県、滋賀県、三重県、奈良県です。十分成熟した茎と葉を9月~10月に刈り入れ、蒸して揉み乾燥させて木箱のまま半年から1年寝かせて熟成させ、風味がまろやかになったところで順次焙じます。 茎と葉の割合は、無双番茶は8::2、有機無双番茶は7:3。陽性で締まっている茎をたっぷり使い、さらに高温で焙煎することによってより陽性の性質を高めます。鉄釜で丁寧に焙じた無双番茶は、艶のある色合いに仕上がり、独特の香ばしさとほんのりした甘さ。カフェインが微量なので、お子様からご年配の方まで幅広くお召し上がりいただけます。
●煮出し方 1.8リットルの沸騰したお湯に、ひとつかみ(15~20g)の無双番茶を入れ、弱火で約15分煮出してください。ティーバッグは棄と茎を細か く砕いてあるので、急須に熱いお湯を注ぐだけで、またポットのお湯2リットルlこ2~3パック入れるだけでも手軽に召し上がれます。
●番茶?ほうじ茶? 「この商品は番茶なのに一括表示の名称はほうじ茶。どちらが本当?」という質問をよくいただきます。無双番茶は茶葉の中でも番茶を使い、独自の熔煎によって製造した「ほうじ番茶」。しかし、一括表示には品質表示基準という法律による定義があり、その基準に従うとこの商品の名称は「ほうじ茶」となります。
梅醤番茶は健康な人にもおすすめします。心身ともに爽快になるでしょう。特に夏の暑い時には梅醤番茶の塩分補給作用により夏バテ解消になりますし、冬は血行促進により身体をあたため活発にします。 梅醤番茶の卓効は、血行を良くし体内の新陳代謝を促進するからですが、材料である梅干・醤油・番茶の効用も見逃してはなりません。梅干のク工ン酸は血液を浄化し、醤油の酵素は胃腸を活性化し、番茶には胃腸を整調する作用があります。
用意するもの 梅干、純正醤油、生姜汁、熱い番茶(無双番茶)
作り方 1)中くらいの梅干1個を湯飲み茶碗に入れる。 2)割り箸で種を取り去り、そのあとでよく突き砕いて練る。 3)これに醤油を大さじ1杯加え、さらに練る。 4)生姜おろし汁を2滴おとし、その上に熱い番茶を茶碗に八分目ほど注いでかき回してから服用する。
(解説&レシピ:正食出版「身近かな食物による手当て法」より)