●梅雨時の必需品●
梅干の塩分には殺菌や防腐の働きがあり、クエン酸をはじめとする数々の有機酸にも強力な殺菌力があります。 化学的な防腐剤や殺菌剤や抗生物質は、腸内で善玉菌も悪玉菌も無差別に殺してしまいます。 ところが梅干は、悪玉菌は殺菌し、善玉菌は活性化するという選択機能を備えています。 梅干は副作用のない世界最高の抗生物質と呼んでもいいでしょう。(正食協会「むすび」2010年6月号より)
■材料(約6人分) 基本のつゆ(だし汁800cc、濃口醤油160cc、みりん160cc)、梅干… 3個、大葉… 10枚、すりごま…200g
■作り方 1)基本のつゆの材料を合わせて火にかけ、冷ます。 2)梅干をすり鉢で潰し、(1)の半量でのばして大葉のせん切りを加え、梅しそ風味のたれを作る。 3)(2)の残り半量ですりごまをのばし、ごま風味のつゆを作る。
■材料 梅干、純正醤油、生姜汁、熱い番茶(無双番茶)
■作り方 1)中くらいの梅干1個を湯飲み茶碗に入れる。 2)割り箸で種を取り去り、そのあとでよく突き砕いて練る。 3)これに醤油を大さじ1杯加え、さらに練る。 4)生姜おろし汁を2滴おとし、その上に熱い番茶を茶碗に八分目ほど注いでかき回してから服用する。 ※夏の暑い時には塩分補給作用により夏パテ解消になり、冬は血行促進により身体をあたため活発にします。
■材料(約6人分) みょうが…適量、玄米(圧力釜で炊いたもの)… 400g、梅酢…適量、梅干… 1個、 大葉… 3枚、長芋…適量、きゅうり… 1/2本、かいわれ葉…適量、ひじき煮…適量、いりごま…適量、板のり…2枚
■作り方 1)みょうがは茄でて梅酢に漬けておく。 2)玄米と梅酢を合わせ、寿司飯を作る。 3)梅干は種を取り、すりこぎで叩く。大葉・長芋は短冊に、きゅうりは長めの棒状に、かいわれ菜は適当な長さに切る。 4)寿司飯の半分にひじき煮といりごまを混ぜる。 5)巻きすの上に板のりを広げ、寿司飯の残り半分と(3)、(4)と(3)を巻く。 6)食べやすく切って器に盛り、縦半分に切ったみょうがを添える。